
美容室の高級なシャンプーは以前から多くがノンシリコン主流でした。
ですので、美容室ですすめられたシャンプーを使っているという人にはわずかながらノンシリコンシャンプーというものは知られていました。
始まりはこうした美容室専売品の高級なシャンプーが良いと流行り始めたことにあるようです。
しかし、ここ2~3年で有名シャンプーのテレビCMでも「ノンシリコン」という言葉が一般的に広まり知られるようになりました。今ではドラッグストアでもお手頃なノンシリコンシャンプーがたくさん並んでいます。
私の周りでもヘアケアに気を使う友人の中には「絶対にノンシリコンシャンプーを選ぶ!」と言う人もいるくらいです。
なぜ今こんなにもノンシリコンブームなのでしょうか?
などなど、ノンシリコンシャンプーのメーカーの広告やノンシリコンシャンプーを勧められる際に、一度は聞いたことありませんか?
「シリコンは蓄積されて毛穴につまる」
「シリコンは頭皮や髪に負担をかけて悪影響をもたらす」
「シリコンで髪がコーティングされ過ぎると水分や栄養分の吸収を妨げる」
「シリコンでコーティングされ過ぎてカラーやパーマ液が浸透しにくくなる」
「髪をコーティングしたシリコンがはがれると同時に髪のキューティクルもはがしてしまう」
そこで、ノンシリコンシャンプーを使うと
「使い続けると髪本来の健康さを取り戻せる」
「最初に髪がキシむのは蓄積されたシリコンがはがれているから」
とも、書いてあったりしますね。
一方で、
「シリコンは体に悪影響をもたらさない」
「シリコンは毛穴につまることはない」
「シリコン配合のシャンプーを使ってもパーマ・カラーのかかりは変わらない」
という意見も多くみます。
一体どちらを信じて良いのか、正直私も調べるほどに迷ってしまう状況でした。
はたして、これはどちらが正しいのでしょうか?
美容師さんならシャンプーの成分にもとても詳しいに違いない!とつい思ってしまいますが、美容師さんはカットやパーマ等の技術のプロではあっても、意外とシャンプーの成分のことは知らなかったりします。(もちろん、美容室やご自身でシャンプーの成分について学習されてる方もいます!)
美容師さんにしきりにノンシリコンシャンプーが良いと勧められても、実はその美容室で使っているシャンプーにはシリコンが配合されていた…なんてことも少なからずありました。
シャンプーの成分の話は化学的なことなので、製造メーカーや研究員の方のほうが専門であって、必ずしも美容師さんの専門分野ではないんですね。
ですから、自分が使うシャンプーのことは自分で調べてみることも必要だ!と思ったんです。
実際、1年くらい前に調べていた時は「ノンシリコンシャンプーがいい!」というサイトばかりだったのですが、今では「ノンシリコンが本当にいいのか!?」というサイトばかりです。
1年でこの変わりよう…!ちょっと驚きですね。